SEC.DB — DEVICE DATABASE INDEX
レバーレスは、レバーの代わりにボタンで方向入力する薄型コントローラー。素早く正確な入力がしやすく、近年の格闘ゲームで主流になっています。掲載中の全モデルをスペック・価格で比較できます。
収録 169 件
上の一覧に出てくる「タイプ」「ボタン数」「対応機種」の見かたと、買う前に確かめておきたい点をまとめます。
レバーレスは、レバーの代わりにボタンで方向入力する薄型のデバイスです。見た目が似ていても、中身の構造は2種類に分かれます。一覧の「タイプ」欄がこの区分です。
キースイッチ型(113機種)は、自作キーボードと同じメカニカルキースイッチを基板に直接差す方式です。薄くて軽く、ホットスワップ対応ならスイッチを差し替えるだけで押し心地を変えられます。キーキャップの交換で見た目も変わります。
はめ込みボタン型(49機種)は、天板の穴にアーケードボタンを取り付ける方式です。アケコンと同じ30φ / 24φのボタンが使えるので、三和やセイミツのボタンをそのまま載せられます。厚みは出ますが、そのぶん安定します。
どちらが優れているということはありません。薄さと軽さならキースイッチ型、アーケードボタンの規格を使いたいならはめ込みボタン型、という選び方になります。
キースイッチ型で最も効いてくるのが作動点、つまり何mm押し込んだら入力が入るかです。
浅いほど反応は速くなりますが、そのぶん指を置いただけで反応する誤爆も増えます。一般的なキースイッチは1.2〜2.0mm程度、格ゲー向けをうたうものは1.0mm前後、磁気式では0.1mm単位で自分で設定できるものもあります。
ホットスワップ対応の機種なら、あとからスイッチだけ買い替えて調整できます。最初から完璧を狙わず、標準のスイッチで慣れてから考えるので十分です。交換用スイッチはパーツの一覧で作動点や押下圧を比較できます。
レバーレスのボタン数は方向4個+攻撃ボタン+操作系の合計です。ストリートファイター6を基準にすると、内訳はこうなります。
| 用途 | 数 | 内容 |
|---|---|---|
| 方向 | 4 | 左右・下・上(ジャンプ) |
| 攻撃 | 6 | 弱中強のパンチとキック |
| 同時押し | 3 | パリィ(中P+中K) インパクト(強P+強K) 投げ(弱P+弱K) |
| 操作系 | 2〜3 | START / SELECT / ホーム |
合計すると15〜16個。一覧で16ボタン前後の機種が最も多いのは、この構成をひととおり満たせるためです。SF6を主に遊ぶなら、まずこのあたりを基準にすると迷いません。
数が多いほど良いわけではありません。ボタンが増えると天板が広くなり、指の移動距離も伸びます。12〜14ボタンのコンパクトな機種は同時押しボタンを絞る前提で、持ち運びや省スペースを重視する人に向きます。鉄拳のように攻撃4ボタンのゲームが中心なら、少ないほうが扱いやすいこともあります。
レバーレスで最も注意が必要な点です。収録169機種のうち、本体がそのままPS5に対応しているのは16機種にとどまります。37機種はPS5対応版が別モデルとして売られているもので、114機種はPS5に対応していません。
安価な機種の多くはPC・Switch向けです。同じ製品名でもPS5対応版は価格が上がることが多いので、PS5で遊ぶ予定があるなら最初からその前提で予算を組んでください。
価格の記載がある153機種の分布は、1万円未満が22機種、1万円台が55機種、2万円台が47機種、3万円台が15機種、4万円以上が14機種。中央値は19,980円、最安は4,233円です。
重さの中央値は1.0kg(200g〜4.9kg)。膝置きなら重いほうが安定し、持ち運ぶなら軽いほうが有利です。
価格帯ごとの違いは安いレバーレスのおすすめ、長く使う1台の選び方はSF6向け・長く使う1台で扱っています。
収録数が多く、型番も多いのが Haute42 です。アルファベットが筐体の形、数字がボタン数を表しており、そこに素材やスイッチの違いを示す記号が付きます。
たとえば T16 と U16 はどちらも16ボタンですが筐体が違い、末尾に付く記号で天板の素材やスイッチが変わります。Haute42 のモデル比較で、型番の読み方とサイズ・素材・スイッチ・レイアウト別の整理をしています。
使えます。むしろレバー操作を覚える必要がない分、入力そのものは分かりやすいという人も多くいます。方向をボタンで押す感覚に慣れるまで時間はかかりますが、これはレバーでも同じです。
主に対応機種・スイッチ・筐体です。1万円前後の機種はPC・Switch向けでキースイッチ型が中心。価格が上がるとPS5対応、アルミ削り出しの筐体、はめ込みボタン型、磁気式スイッチなどが選べるようになります。入力の速さ自体は価格ではほとんど変わりません。
ホットスワップ対応の機種なら、工具なしで引き抜いて差すだけです。非対応の場合はハンダ付けが必要になります。一覧の各製品ページでホットスワップの対応を確認できます。
有線接続で、連射やマクロなどの補助機能を使わなければ、基本的に問題ありません。SOCD処理(左右同時押しの扱い)にはルールがあるため、参加する大会の規定を確認してください。近年の機種は大会規定に沿った設定を選べるものがほとんどです。