格ゲーデバイスの
選び方ガイド
レバーレス・アーケードスティック・パッド — それぞれの特徴と選ぶポイント
01はじめに
格闘ゲームのデバイス選びに「正解」はありません。レバーレス・アーケードスティック・パッドのどれを使っても、トッププロは結果を出しています。
最も大切なのは自分の好みと慣れです。 この記事では、各デバイスの特徴と選ぶときにチェックすべきポイントを整理しているので、自分に合ったデバイスを見つける参考にしてください。
02デバイスの種類と特徴
レバーレス
方向入力をボタンで行うタイプ。FPSなどWASD操作に慣れている人はとっつきやすい。
- PCでゲームをしている人なら馴染みのある操作感
- 簡易入力を活用すれば素早いコマンド入力が可能
- 薄型モデルなら持ち運びに便利
アーケードスティック
ゲームセンターと同じ操作感。レバーでの円入力が直感的。
- 波動拳・昇龍拳などの入力が直感的にできる
- レバー・ボタンのカスタマイズ性が高い
- 重量があるので安定感がある反面、持ち運びは不便
パッド(ゲームパッド)
コンシューマーゲームをやってきた人には最も馴染みがあるデバイス。
- コンパクトで持ち運びやすい
- PS5を持っていればプロの間でも使用率の高いDualSenseがそのまま使えるので追加投資なし
- 格ゲー専用パッドなら天面6ボタン配置のものもある
| レバーレス | アーケードスティック | パッド | |
|---|---|---|---|
| 始めやすさ | ○ | △ | ○ |
| 携帯性 | 薄型なら◎ | △ | ◎ |
| カスタマイズ性 | ○〜◎ | ◎ | △ |
03選ぶときのチェックポイント
レバーレスを選ぶときのポイント
ボタン構造の違い
レバーレスには大きく分けて2種類のボタン構造があります。これは使用感やカスタマイズ性に直結する重要なポイントです。
基盤埋め込み型
キースイッチが基盤に直接ついているタイプ。
- 薄型設計にできる
- 規格が合えばキースイッチの交換が可能(ホットスワップ対応か要確認)
- 例:Razer Kitsune、Haute42シリーズ
穴あけはめ込み型
筐体に穴を開けてボタンをはめているタイプ。
- 30mm/24mmのアーケードボタンを使用
- 自分で穴を追加すればボタン数を増やせる
- ボタンの交換自由度が高い
- 例:Hit Box、Punk Workshop MINI BOX
スイッチ・ボタンの好み
ストローク(押し込みの深さ)やアクチュエーションポイント(入力が反応する位置)は製品によって異なります。 一般的にはストロークが短く、アクチュエーションポイントが浅いほど速い入力が可能とされています。
ただし好みが大きく分かれる部分なので、可能なら実際に触って確認するのがベストです。
ボタンの中には基本的にキースイッチが入っているタイプが多いですが(例:PWS V1などのメカニカルスイッチ)、最近はOne FrameやFlash Tapなどマイクロスイッチを採用したボタンも増えてきています。
薄さ・サイズ
基盤埋め込み型は薄型設計が可能で、膝置きや持ち運びに向いています。 穴あけはめ込み型は筐体が厚くなりますが、安定感があります。
ボタンレイアウト
Hit Box配列、Vewlix配列、ノワール配列など、製品によってボタンの並びが異なります。 手の大きさやプレイスタイルに合うかが重要です。
PS5対応の必要性
大会やオフライン対戦でPS5を使う場合は必須です。PC専用なら対応ハードを気にする必要はありません。
アーケードスティックを選ぶときのポイント
レバーの種類
ほとんどのアーケードスティックはレバー交換に対応しています。主な選択肢は以下の通りです。
- 三和 JLF — 定番。滑らかでニュートラルが取りやすい
- セイミツ LS-32 / LS-40 — 重めのバネ感でキレのある入力
- 韓国レバー(Myoungshin Fanta等)— 反発が強く、回転入力向き
ボタン
レバーレスの穴あけはめ込み型とほぼ同じ方式です。 キースイッチ内蔵タイプ(PWS V1等のメカニカルスイッチ)が基本ですが、最近はマイクロスイッチ採用のボタン(One Frame、Flash Tap等)も増えています。
筐体の大きさ・重さ
机置きなら大きくて重い方が安定します。膝置きの場合は適度な重さがあると安定感が出ます。
ボタンレイアウト / PS5対応
レバーレスと同様に、自分の手に合うレイアウトと必要な対応プラットフォームを確認しましょう。
パッドを選ぶときのポイント
十字キー vs スティック
十字キーのプレイヤーが多いですが、スティックを使うプロもいるので完全に好みの問題です。 どちらでも上達は可能なので、自分がしっくりくる方を選びましょう。
天面6ボタン配置
弱中強パンチ&キックを天面に配置できると便利な場面はありますが、 プロでも4ボタンの標準配置を使っている人は多いので必須ではありません。 格ゲー専用パッド(例:ファイティングコマンダー OCTA)は天面6ボタンを標準搭載しています。
有線 vs 無線
大会ルールでは基本的に有線接続のみとなっています。 オンライン対戦メインなら無線でも問題ありませんが、遅延を気にするなら有線がおすすめです。
グリップ・対応プラットフォーム
手の大きさに合ったグリップを選ぶことが長時間プレイの快適さにつながります。 PS5 / Xbox / Switch / PC の対応状況も必ず確認しましょう。
04値段について
最近は安価なデバイスもかなり優秀で、最初は手頃な価格帯のもので始めて全く問題ありません。
自分の好みやプレイスタイルがわかってきてから、グレードアップを検討するのがおすすめです。 「高いものを買わないと勝てない」ということはまったくないので、気軽に始めてみてください。
05まとめ
デバイス選びに正解はありません。好みと慣れが全てです。
まずは手持ちのデバイスで格ゲーを始めてみて、不満が出てきたら乗り換えを検討するのが最も失敗の少ない方法です。 気になるデバイスがあれば、データベースページでスペックを比較してみてください。
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